UAD-2 BUS系コンプレビュー

UAD-2って書いたページにGoogleから飛んでくる人が多いんで、UAD-2ネタを書こうという短絡思考でお届けします。

自分の知り合いとかだとDTM初心者多いからBUSって言葉から書いた方がいいのかな。検索してきてくれた人向けにはいらない情報かもしんないけど。
まあ細かいとこは臨機応変、気分次第でやります。

BUSとは、ブスではないです。バスです。ドラムのバスにコンプかけて~なんて言葉、聞いた事あるかと思います。人によってはバスドラムと勘違いしかねない表現ですが、一般的にはドラムバスって言う場合は各パーツをステレオ2MIXにまとめたものをドラムのバスとか言います。
この様に、何を束ねるかは千差万別なんですが、何かしら束ねて流し込むルートをバスと呼びます。んで、バスコンプと呼ばれるものは、ドラムやMIXバスの様に音が複数鳴る様なのにかけるのが得意なコンプって事になります。
別に単体のトラックにかけちゃいけないわけではないので、そこは勘違いしないでね。

さて、長めに前置きしましたが、本編に入ります。

API2500


この前DRAWMER1960と比較というわけわからん企画に登場させた、UAD-2で現在最新のバスコンプです。

基本的なパラメータはダイヤルで選択式だけど、必要十分。特徴的な機能で出せるサウンドのバリエーションは多い。
THRUSTはフィルタリングしてサイドチェインする機能。これ結構有用な機能だと思う。特徴が出しやすい機能ですね。サイドチェインする事自体は流行りの機能だけど、API2500のやつは掛かり方が面白い。個人的にはLOUDでギラつかせるのが好き。
もう1つの特徴であるコンプレッションタイプは、OLDだとこの前のDRAWMER1960みたくかかりの遅いアナログ機の様なかかり具合。NEWは現代コンプのかかり方。
Analogスイッチは最近よくある倍音付加スイッチでしょうか、アナログ感が出ます。

音の傾向としては明るめのトーンで抜けの良い音を作りやすい。万能だし、費用対効果高いと思います。
Chandler Limited Zener Limiter


これまた最新のプラグイン。Limiterって名前に付いてますが、コンプモードもあります。私的用途としてバスコン的な使い方が多いのでエントリー。

Threshold固定なのでINPUTでゲインリダクションするタイプ。ちょっとマスタリングとかだとこれは個人的にはこの仕様は好きでない点。
モードは3つあるけど、傾向としてはどれも大人しくなく、結構派手にかかる。その派手なコンプレッションと同時にアナログ的な歪みが付加されます。
まあビンテージコンプインスパイアな機材のエミュレートなんで、この辺りは察してください。

んで歪みだけ欲しいんだけどこのコンプ感なんとかならんの?って時はTHDを使うと歪みだけ得られます。

あと、低音フィルタでサイドチェイン機能有り。上述のAPIにもあるので、最近本当この手の機能目にするなあと思ってる。便利なのでそれでいいけど、単純仕様な物は最早他との差別化の材料にはならんな、と。

それから、M/S処理が可能なので、やはりバスとかマスタリングには使いやすいかな。
サイドに振ったギターだけにかけたいとか、やっぱあるもんね。

API2500が明るめだったのに対して、こっちは重心が若干下がるというか、中低域の密度感が増す印象。こっちでもギラつかせる事はできるけど、何か見た目のキャラ的なとこでも使い分けちゃってるかも(酷いレビュー…)
Manley Variable Mu Limiter Compressor


スタジオスタンダードとして君臨する機材のプラグイン版。UAD-2導入のきっかけとなったのはこれ。でも理由は結構アホで、デモですげーと思ったってわけではなく、リリースされた直後に「あのMANLEYが使える!」ってだけで導入しちゃった。

ちょっとこれについては仕様的なとこより私的な切り口で語らせて欲しい。

今は知らんけど、レコスタ出入りしてた頃って、Variable Muって多分マスタリングでは台頭してきてたんだと思うんだけど、MIXでは全然使われてなかったんで、縁が無かった機材。てか当時は今程普及してなかったと思う。
若かりし日~音楽活動復活して暫くまでは、真空管コンプって深めにかけたらズパコーンとかドーンみたいな掛かり方してなんぼみたいなイメージがあって、スタンダードと呼ばれる機材はさぞかしサディスティックな掛かり方をするんだろうなと勝手に想像してた。
ほんでUAD-2買って1秒もDEMOらずに即買いしてインサート→「え?」、、びっくりする程拍子抜けしました。上品なんだよね、とにかく。最初かかってないのか?と思ったくらい。

んでまあめげずに使ってみたわけだ。確かに、ドラムバスにインサートしてラウドな質感を~なんてのには向かない。でも、マスタリングの定番ってのは知ってたんで、色んな2MIXにかけて聴いたら価値がわかった。
コンプ感があんま無いのにしっかりコンプ。これに尽きる。ロックはコンプ音楽だと思うんだけど、それにしたってやり過ぎてる音源聴くと、「あ~もうダイナミクス全然ねえな~終始パツパツ」みたいな所感を抱くわけで。そういう意味だとしっかり整えてくれるけど、コンプかけました~って主張が薄いってのはとても好感が持てる。

そんなわけで結構なインパクトがありまして、最終的には実機デモりに行きました。実は購入検討して、悩んだあげくに最終的に別のにしたんだけど、結構聴きました、これ。
聴けば聴く程、残念ながらプラグインの再現度はそんなに高くないんだなと思った。悪くはないけど、実機聴いちゃうと実機が良過ぎてすごく霞む。雰囲気出てるのは認めるけど。

コンプのエミュレートって、コンプレッションさせずにただ通した時の音色変化とか、ガツンと潰す様な時の極端な変化は案外エミュレートしやすいのかな?高級機でナチュラルにコンプレッションさせた時の濃密な質感って、未だ実機には遠く及ばないのかもと思った。
実機聴いた事無いけど、Shadow Hills Mastering Compressorなんかも噂ではだいぶ違うらしいしね。
さて、何か3つだけなのに長くなってしまったので、他にもあるけど今日はこの辺で〆。

我ながら酷いレビューで申し訳無い。喋った方が早そうなんで、直接聞いてくれてもいいよ。

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